南品川の家

敷地16坪、建ぺい率60%の密集した住宅地に2台のアルファロメオを納める建築面積9.5坪の狭小住宅

<小さいけれども豊かな空間>を目指して創られました。

セットバックした部分に一台の車

スライド式の門扉の中にもう一台の車が入ります。

主室は旧いアルファロメオ(ジュリアクーペ)の車庫と小さな坪庭に面したパブリックなスペース

家族や仲間の集まる場所

プライヴェートな空間は2階に

その境界となる階段は柔らかな曲線でデザインされた

※ 

引き込み式の窓を全開放したところ

内外の領域が曖昧な心地よいスペースが生まれます

繊細な構造柱はジュリアクーペと同色に塗装

坪庭に2本の金明竹

車に雨を落としにくい様、採用されたテラスの乳白ポリカーボネートから柔らかな光

風は通し、視線は遮る門扉に守られた空間

基礎の下から土壌蓄熱式の床暖房が施されている

座敷部分は下部が全面収納となっている

伸びやかな拡がりを出すため天井高は2.5m取られている

キッチン部分の床を下げることによりシンクとテーブルの高さを揃え、広大なテーブルを生み出している

縁側的空間

塗り壁 坪庭の伊勢砂利・竹

車と建築が一体として見えるように

配慮した色彩計画

小さな玄関スペース

カーブを描く手摺が迎える

傘立ても併せてデザインされた

床はコルクタイル張り

玄関部分はスレート

2階 子供スペース

道路側にオーバーハングした坪庭テラス

FRPグレーチングによって囲まれているため道路の視線は気にならない

鉢植えのコニファーを2株置いた

2階居室と上部ロフトに上がるタラップ

壁はすべて珪藻土系の仕上げ材を用いていて、その素材感を光が浮かび上がらせる

床はコルクタイル
(温水式床暖房 設置)

水回りの天井高を最小限にすることで実現した屋上テラス

隣家とビルの隙間にある空間は周囲の視線を気にせず、<空を感じる>ことのできるスペース

坪庭の竹も顔を見せる

デッキ材はブラジル産のイペ材

<手の痕跡>を感じさせる
手摺の処理

塗り壁

露出された天井材が空間にリズムを与える

梁の間にはライティングレールが設けられている

テラスより室内夜景

<抜け>を意識しながら

常に自然と遮断されてしまわない空間を追求している

浴室

坪庭の緑を眺めながらの入浴

一番小さなハーフユニットバスの上部には檜板が張られている

<小さくても豊かな空間>を象徴するスペース

模型写真

設計中に断面的な検討の為に作成された

※ photo: 坂口裕康


建築用途    : 専用住宅
工事期間    : 2002.8-2002.12
主体構造    : 木造在来工法
主要仕上げ材料 : 外部:外壁 /アクリル樹脂
             屋根 /カラー鋼板、断熱屋根
             外構床/スレート、コンクリート鏝押え
          内部:壁  /珪藻土入りプラスター壁 刷毛引
             床  /コルクタイル
             天井 /リシン吹付
建築面積    :  31.32平米

延床面積    :  53.01+ロフト12.56平米

敷地面積    :  53.92平米


施工      :アベヒロ工務店

構造設計:S.FORM 構造設計事務所


Back home

e-mail


(c)Takeshi Hirobe 2002

データの無断転載を禁じます