設計中の断片としてのスケッチ


諏訪の家

竣工して完成写真が出来る、もしくは基本設計時などにCGを創るとスケッチよりもリアリティがあるので順次差し替えていく。
しかし、設計中や現場進行中に描き続けているスケッチには、模索をしながら空間を掴まえようとする意志が現れているように感じている
そんなスケッチをここに幾つか残していこうと思う。

これは、処女作となった諏訪の家を構想して<この方向で良い>と確信した時に描いた一枚。建築家としての道が、この一枚から始まったように感じている


Barcarolle

空間のプロポーションや素材などを再検討する目的でCGでは表現しにくい部分を手から出る線の中に求めることがある

主に階段の存在を確認するために描いたこのスケッチは完成時まで
ほぼそのままのイメージで引き継がれていった


Sentimento MARK

岐阜に設計したブティックのサロン

別の案を表現した図面を持って、設計打ち合わせに向かう新幹線の中で、悩んでいたサロンのレイアウトがこのスケッチによって解決された。
打ち合わせではスケッチブックを見て頂き、了承を得、現在のプランとなった


南品川の家

9.5坪の建築面積で車と共に過ごす家

土地契約の関係から急いで基本計画を纏める必要があったのだが、この初期スケッチの段階でほぼ基本の骨子は出来ている
この後じっくりと煮詰めていったが、ほぼファーストプランのまま竣工した


傾斜地の家

奥行きが深くなりすぎないように坪庭を取り込んだ住宅の書斎スペース


L邸

3方を隣家に囲まれた敷地で流れるような空間構成と何処からも外部を感じるために、スキップフロアで構想した住宅のリビング廻り
全開口された建具により坪庭スペースとリビングが繋がる


大井の家

当初、半2世帯住宅としての設計条件だったため
2階世帯から前にある公園の緑とどう繋がるかを意識した設計を行った
結局、1階をメインフロアとする条件に変更、現在のプランに


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(c)Takeshi Hirobe

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