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物語性をデザインの中に刷り込むために...
モノがそれ自体としての魅力を持つために、背後にある物語を感じさせる
知人のアルファロメオ乗りは口を揃えて
「あのエンブレムに何割か払っている」と言います
その背後には、ミラノで生まれた後、レースをしながら続いてきた歴史があり
蛇のマークがヴィスコンティ家の紋章から取られている事があります
今回、そのような隠れた価値観を持つデザインの糸口として熟考した末
辿り着いた一つのテキストがあります
それは、ホルスト作曲の組曲「惑星」の4楽章に付けられた副題です
木星-快楽をもたらすもの
Jupiter ,the Bringer of Jollity
この楽章の音楽そのものが持つ雰囲気そのものも魅力的ですが
ドライビングすることの根本的な悦びを暗示するに相応しいテキストに思えました
そして、そこからシフトノブをデザインしました
どの角度からも掴みやすい球形の上部は、2種類の木を使った集成材で
ストライプを創り、木星のストーリーを暗示する
削り取られた窪みは親指を受け止める
(左ハンドルの場合は反転)
握りやすい大きさが仮に40mmφとすれば
木星の直径の約35億分の1の大きさ
それを頂くジョイント部分は、シフトレバー部分を柱に見立てて
柱頭のオーダーを抽象化した鋳物をイメージ
長く使い続けられる色褪せないデザインを目指しています
このシフトノブに関するお問い合せは当方まで
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