金沢・加賀紀行 2003
9/2-5
兼六園
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夕方羽田発の飛行機で小松空港へ。バスで金沢にはいる。
日が落ちているというのに、ものすごく蒸している。この日は夜のひがし茶屋町を見に行き、主計町茶屋街にある茶屋バーにてゆっくりと過ごした。 外観はかつてのお茶屋さん、内部は大きなバーカウンターのある空間で2階を見せて頂くと浅野川を望めるお茶屋のインテリアが復元されている 翌日、両方の茶屋町を昼間訪れるがその空気の違いに驚かされる。<闇>というのもハレの場を演出する重要な要素。 翌朝向かった兼六園。丁度スコールのような豪雨に見舞われる |
石川県幸町庁舎
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芦原建築設計研究所在籍時に幾つか金沢の仕事に参加した。しかし監理まで携わることの出来た仕事はなかったので、完成は写真でしか見たことがなかった。それ故、いつか見て廻らねばと思っていた。これはその内の一つ
他に思い入れのある金沢市アートホールにも行った。残念ながら公演がなかったのだが、お願いして内部を見せて頂いた。舞台で手を叩くと残響感を少し感じることが出来た。それだけではよく分からないが、大切な情報。 |
近江町市場
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市場内の店で名物の海鮮丼を食べる。何故こんなに甘みがあるのだろうと驚き、すっかり北陸の海産物にはまる。かなりの高級品だが夏しか食べられない岩ガキにも挑戦。中からウニが出てくるような不思議な体験
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ひがし茶屋町
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ひがし茶屋町の入口にある柳
細い紅殻格子と赤い壁が目に残る界隈で ここは幾多のドラマが繰り広げられたであろうと想像がふくらむ一角 |
志摩
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保存・公開されているかつての茶屋
艶やかな赤、繊細な手仕事が集積された美しく粋な空間 |
長町武家屋敷跡 野村家
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正味一日しか時間が取れなかった金沢を駆け足で廻ったので夕方ここに辿り着いたときには疲れ切っていた。しかし、豊富な水が流れるこの庭園に出逢い、スケッチをしながら眺めているうち少し回復。豪壮な空気と水が解け合った不思議な庭園である。2階のお茶室で庭を眺めながらお抹茶を頂く
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浅蔵五十吉美術館
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翌日はレンタカーを借りて小松からスタート
池原義郎氏設計のこの美術館は竣工から10年。ということは10年間北陸に行きたいと思っていたと言うこと、それほど実際見てみたい建築であった。陶芸村の一角にまるで聖域のように佇むこの小さな美術館はその半分程を大きな水盤を持った外部空間が占めている。水盤から反射した光が様々な部位に映り込む様子を見ていると、親交のあった浅蔵氏と池原氏が今なお対話を続けているようにも見える |
中谷宇吉郎 雪の科学館
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雪の結晶を研究した中谷宇吉郎の為の建築
紹介ビデオにある雪が結晶をなしていくときの動きや出来上がった形の美しさに改めて感銘を受ける。 白い世界に結晶を持った雪が舞い降りてくる空間を設計者の磯崎新は6角形(結晶の形を見ていると他の形はあり得ない事が分かる)のトップライトのあるエントランス空間で表現している。カフェが水面のある方に設けられているが、PCで飛ばされた架構の効果もあり風景を切り取っているゲートのような効果を生んでいる。上はそのカフェで描いた一枚 |
石川県九谷焼美術館
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象設計のデザインは館内はもちろん公園的スケールの外部空間にまで及んでいる。水を豊富に使った公園部分は丁度小学校の下校時間に当たるらしく遊ぶ子供たちでにぎわっていた。面白いのがロビーでこのスケッチを描いていると、受付の女性の所に遊びに来る子供たちも居たと言うこと。そんなコミュニケーションを通じて、施設が観光客だけではなく地元の人々とも繋がっていくのだろう
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錦城中学校
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落ち着いた色合いの外部からは想像できないような大らかな内部空間を実現している安藤忠雄設計の中学校。廊下的な空間を拡張していくことで大きな外部を手に入れたような空間は地元産の杉間伐材で仕上げられている
強いデザインの中に余白があることで、様々な空間の使い方が想像されるような学校だった |
| べにや無何有 |
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| 西日が刻々と姿を変えるロビーで描いた一枚
時間をかけながら何期にも渡って竹山聖の設計で創り上げられている宿 空間も食事も細かな気配りで組み上げられているのが分かる。 |
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魯山人寓居跡・いろは草庵
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若き魯山人が山代温泉に書家として逗留していたときに滞在していた草庵
この囲炉裏を囲んで<旦那衆>から様々な事を吸収し、加賀の食材に開眼し九谷焼の工房に出入りするようになり・・・後の多彩な魯山人の活動の始まりがこの囲炉裏端だったのだと思いながら描いていた |
九谷焼窯跡展示館
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地味な外観だが、内部に入るとアッと言わせる架構が発掘された窯跡を覆っている。内藤廣設計の覆屋は架構を美しく見せる手法。それは海の博物館などでも見られる、建築が立ち上がるときのダイナミズムを竣工後も持った空間
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