
黒箱-渋谷H

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東京都渋谷区の住宅地 変形した難しい旗竿敷地に建つ住宅 道路側は寡黙な表情 地下1階、地上2階 敷地面積:132平米 延床面積:127平米 |
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玄関を入ると路地スペース スリットからの光が外部を感じさせるが、この扉を使うのは犬の散歩帰りのみである 都心の住宅ゆえに、気持ちを切り替える空間を意図している |
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第2の玄関を入ると階段室 地窓からは池の揺らぎが入ってくる。行く先の光が期待感を高める |
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階段室を抜けると一気に2層吹き抜けのサッシュと中庭が目に飛び込んでくる |
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池越しに中庭 「外で生活したい」と言われたクライアントのために、内外合わせて30畳の生活空間を提案している |
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見返し 薪ストーブはオリジナルデザイン |

中庭より室内夜景
生活のぬくもりを景色として楽しむことが出来る
全面開放式のサッシュが内外を繋ぐ
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中庭見上げ
この空を獲得するために |
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階段室
上部から黄色い光が洩れてくる |
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2階はプライヴェートなスペース 足元のカーペットもそれを示す 黄色いステンドグラスから柔らかい光 生活の上での公私を繋ぐスペース |
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書斎1より 階段室廻りと庭が一緒に楽しめる |
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書斎2 長いテーブルで様々な作業が行われる モミジと向き合いながら過ごす 背後には就寝スペース |
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吹き抜け部分見下げ 1階のタイル下には床暖房が施されている |
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浴室 手前にガラスで製作した洗面器 浴室は坪庭に面していて 露天風呂気分で入浴できる |
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地下スタジオスペース 趣味のバンド演奏のための空間(防音室) |
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内包された柔らかな生活 渋谷区の住宅街に位置するこの「黒箱-渋谷H」の空間を性格づける出来事は、この時すでに起こっていたのだと思う。厳しい敷地の南側に大らかな中庭を取ることによって、占有された外部空間を内部と連続的に使うという方針は、初めて敷地を訪れたときから私の中では一貫している。しかし、そのあと数多くのデザイン上キーとなるポイントの判断は、黒い皮膜の中に如何に<柔らかな空間を内包するか>その1点に収束していくことになった。それゆえ、木造の架構は意図して美しいと感じる部分を露出させ、内部の生活を見守る建築の各部分も、内部で行われるであろう生活を想像しながら、それが自然に馴染むよう一つ一つ決められていった。その部分のバランスこそが、時間をかけてデザインした最大の部分であるといってもいい。 住宅地であるとはいっても、都心。テンションの高い街から生活空間へ如何にして気持ちを切り替えるか、それもこの家で特に気に掛けたことである。収納スペースを確保することと、犬を迎え入れることが前提としてあったので、その為の「路地」を玄関から中庭に向けてつくった。しかし、そこから中庭に直接出るのは、犬の散歩帰りだけである。 |
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