一つの建築は「音楽」のように、動いていきます。

もちろん建築それ自体が動くわけではありません。建築は地球にしっかりと腰を据えていますが、その地球そのものが動いてくれることで、1日の中で様々な光が差し込み、季節によってまた変化していきます。
それを建築の中で感じていられることは、そこで過ごす人に「自分自身は地球の一部なのだ」と語りかけてくれます。

<尊厳>を持って人がその空間に身を置くために、そういった感覚が持てるということは、とても大切なのではないかと感じています。

それをもたらしてくれる「光」を深く感じるためには適度な「影」もまた必要です。そして、そのグラデーションを確かな存在感のある素材を用いながら表現したい、と常に考えています。
結果生まれる空間の「佇まい」をつくるのが、大きく括れば私の仕事なのだと考えています。


廣部剛司

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●ポッドキャスト「音の記憶」で「音楽と建築」についてお話ししています


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